人生実験説

歯科矯正(顎変形症)、抗がん剤治療(小腸gist)、子育て(2024年夏生まれ)の備忘録

gistと抗がん剤治療を告げられた夏の終わり

gist発覚までの時系列

  1. 2024年8月 見たことのない血便(緩めぎみ)が出る
  2. 翌日に近所の病院で胃カメラ・大腸カメラを行うものの出血点を見つけられず、大学病院を紹介される
  3. 翌日大学病院へ→入院
  4. 内視鏡検査により、小腸に腫瘍があることが発覚。貧血がひどいため、腫瘍の診断は後にして、先に切除することに。
  5. 入院10日目 内視鏡手術
  6. 血便から2週間後、退院
  7. 2024年9月上旬 病理検査の結果、gist(高リスク)と診断され、3年間の抗がん剤治療をおすすめされる。

担当医からの説明

gistは胃にできることが多いが、私の場合は胃に近い小腸だった。

5センチぐらいの腫瘍を腹腔鏡で切除。

小腸のgistは胃にできたgistに比べて活動的なことが多く(転移しやすい)、私の病理検査は高リスクと診断された。

他の場所への転移を防ぐために、3年間の抗がん剤グリベック)をおすすめとのこと。

現在授乳中だが、内服を始めたら授乳は禁止。また、妊娠もダメ。

 

gistとは

GISTは、Gastrointestinal Stromal Tumorの略称で、日本語では消化管間質腫瘍と呼ばれ、胃や腸などの消化管にできる悪性腫瘍の一種です。

消化管の内側の壁は粘膜におおわれており、その下に筋肉層があります。GISTは筋肉層から発生し、粘膜を下から押し上げるように腫瘤しゅりゅうができます。発生する部位は胃や小腸が多く、食道や大腸はまれです。

素人の見解ですが、筋肉層から発生する悪性腫瘍と言った感じでしょうか。

10万人に1人などの割合で、希少なガン。

現状の思い

全くガン家系ではなく、なんで自分がそんな珍しい病気に?というのが本音です。

抗がん剤治療を受けている人の副作用のブログを読んで、生後1ヶ月ベビーの子育てができるのか、無事に復職できるのか、副作用が怖くて泣きました。

まだわからないですが、抗がん剤ってそんなに高いとは知らず、保険には入っていたもののがん保険を抜いていたことを大後悔。

こういう時のために保険は存在するんだなぁとしみじみと思いました。

まだ20代なのになんでなってしまったんだろうか。

何かバチが当たったのだろうか。

お金もかかるし、大好きな夫へ迷惑をかけてしまうと申し訳なくて。

もっと別の人と結婚していれば、夫はもっと幸せだったかもしれないとか考えて、

gistと抗がん剤治療を伝えられた今日は、気を抜くと泣いてしまいます。

でも私は幼い子どもと大好きな夫のために、頑張って生きたいと思います。

 

今日はここまで。